保育園の先生は、幼い頃からの夢でした

菱沼 成美

2005年4月入職。常磐短期大学卒業。
現在、美並未来みなみ保育園で2才児クラスの担任。
発達に応じた支援や遊びの提供(トイレトレーニングや衣服の着脱、食事面の指導等)を行っている。

大学で幼児教育を専攻した理由はなんですか?

自身が幼稚園時代の先生の影響も大きくあり、小さな頃から年下の子と関わるのが好きで、子供の頃から保育園・幼稚園の先生になりたいと思ってきました。
さらに中学生の時に職場体験で保育所を選択し、この仕事につきたいという気持ちがより強くなりました。
短大時代に実習で様々な保育園などを回る際、2年生の夏に美並未来みなみ保育園に訪れ、そのときにとても良い先生にお世話になり、ここに就職を決めました。

一人での担任を任されているそうですが、どんなことに気をつけていますか?

1年目の10月から一人での担任を任されるようになりましたが、やはり、最初は大変なことがたくさんありました。
例えば体調不良や急変の子への対応も、もう一人先生がいたときには心強かったですが、最初は焦ってしまうこともありました。
また、発表会の練習などで、子供同士のの差が大きくついていないかなども気になり、過去の発表会のDVDを見せていただいたりしながら参考にしました。
その上で先輩に相談し、指導方法などについてアドバイスをいただきました。
その結果として、保護者の方に「1年でこんなことができるようになりました。本当に有難うございました。」といった内容の手紙を頂いたりして、とても嬉しかったことを覚えています。

学生の皆さんに伝えたい事はありますか?

私と同じように、児童福祉の仕事を目指していらっしゃる方はたくさんいると思いますが、私の学生時代を振り返って思うのは、「学生時代にしかできないこと」をしておいてほしいということです。
もちろん、今しかできない学生生活を精一杯満喫する、という面もあります。
それに、保育士になってからだとまとまった時間が取れないので、例えば「パネルシアター」などの保育教材を、学生のときにしっかり作って準備しておけばよかったと思います。いつも同じ教材では子どもも飽きてしまいますので、子供との関わりをスムーズにする上でも、多くのツールがあるといいなと思います。

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