「人の生き方と向き合う仕事に誇りをもち」
かすみがうら市を流れる一の瀬川沿いの道を走るデイサービスの送迎車を見るのが好きでした。
30年前、市内に走るデイサービスの車は聖朋会サンシャインつくばのみでした。運転者の少し緊張した顔とご利用者様や添乗スタッフの笑顔や笑い声が聞こえるような気がしました。
今、市内には様々な法人・事業所の介護車両がたくさん走っています。その一台一台には多くの「生き方」や「こだわり」が乗っているはずです。
教師を辞め、聖朋会で仕事を始めた当時、お会いする方に必ず尋ねられました。「どうして教師を辞めて全く違う業界に転職したのですか。もったいなくないですか。」と。
私自身は全く違う業界とも、もったいないとも感じていませんでした。それは年月を重ねるほど強く感じています。
教師の仕事も福祉の仕事も、人と向き合い、人の生き方と向き合いこだわりと向き合い、その方のより良く生きる力を信じ育む仕事だと思っています。90年、100年生きてこられたみなさまの生き方やこだわりをしっかりと受け止めたい。その生き方やこだわりと大切にできるスタッフを育みたい、スタッフ自身もよりよく生きることのできる場所にしたいと思っています。
私たち聖朋会はしっかりと人と向き合い、特別養護老人ホームやデイサービス等の介護事業も、隣の保育園な放課後児童クラブも、かすみがうら市で暮らすみなさんにとって身近な存在であり続けられるように取り組み続けます。
100年たっても変わらない「ありがとう」を言われる仕事に誇りを持って。
サンシャインつくば施設長 坂本雅子
施設長経歴
・1987年3月 茨城大学教育学部卒業(社会科)
・1997年3月まで 茨城県内の小中学校教諭。
介護・人材育成研修の講師として、次世代育成に貢献
・茨城県認知症介護指導者(サポーター養成研修・基礎研修・実践研修・リーダー研修等)
・介護支援専門員研修講師(実務者研修・専門研修・更新研修等)
他、権利擁護推進員養成研修講師、かすみがうら市教育委員 等